「学校では習ったのに、現場では使えない」
「知識はあるのに、判断につながらない」
そんな壁にぶつかる新人看護師さんは、
とても多いです。
でもそれは、
あなたの能力のせいではありません。
実は、
“考える”という行為には
段階があるということを、
僕たちは誰からも教わってこなかったんです。
🔎「考える力」にはステップがある
いきなり正解を出そうとするから、
思考が止まってしまう。
いきなり
「意味づけ」や「看護計画」から
始めるのではなく、
考える力には
3つのステップがあります。
Step1|観察力(気づけるか)
現場では、五感と直感がすべての起点です。
バイタル、表情、動作、言葉、呼吸のリズム……
それらを“見ようとしているかどうか”。
この段階では、「あれ、なんか変?」と
“変化に気づく”ことがスタートです。
Step2|情報整理(つなげられるか)
気づいたことを、バラバラのままにせず、
“意味のあるかたまり”に整理していく力。
たとえば、
「むくみがある」+「尿量が少ない」+「体重が増えてる」
──それらの情報をひとつの線で結べるかどうか。
ここでは、
“知識”がはじめて活きてきます。
Step3|仮説と行動(予測できるか)
最後に、
「もしかしたらこうかも」
と仮説を立てて、
それに基づいた
“行動”や“報告”
ができるか。
完璧な正解じゃなくてもいい。
この繰り返しが、
「考えられる自分」を
育ててくれます。
🧠 頭の中で「ぐるぐる」してるだけでは変わらない
思考は「感情」と深く結びついています。
- 失敗したらどうしよう
- こんなこと言ったら笑われるかも
- 自分にはまだ早いかも…
そんなブレーキが、
思考の流れを止めてしまう。
だから、
まずは段階を理解して、
安心して
“考える練習”をしていい環境
を持つことが大切です。
📘僕からのメッセージ
「どうせ私にはできない」
と思う瞬間があっても大丈夫。
でも、できないのではなく──
「考える方法を、
まだ教わっていないだけ」
です。
それに気づけたあなたは、
もう“変化のスタートライン”
に立っています。
🔜 次回予告
『「安定」の正体──
あなたの不安が消えない理由』
「慣れてきたはずなのに、
なぜか不安が消えない…」
そんな新人看護師さんへ
📩 最後にひとつ、お願いがあります。
このコラムを読んで、
印象に残ったことや「気づき」があれば
一言でもいいので、LINEに返信してみてください。
「言葉にする」ことが、あなたの看護を深めます。
このコラムを読むだけでも、
確かに“変化の芽”は育ち始めています。
焦らず、一緒に育てていきましょう。
では、また次回!