第1話 『なぜ新人教育が“難しく感じる”のか?』 ──「私に本当にできるのかな」と思ってしまう新人看護師さんへ

最近、新人看護師さんから
こんな声をもらうことが増えました。

「成長って、
どうしても難しく感じてしまうんです」

「自分に向いてないんじゃないかと、
思ってしまいます」

 

このコラムを開いてくれたということは、
きっと今、
現場でうまくいかないことが続いていたり、
毎日を必死で乗り越えながらも、

「本当にこのままで大丈夫かな…」と、
どこか不安を抱えているのかもしれません。


✅ まず最初に伝えたいこと。

それは──
「今つまづいているのは、あなたのせいじゃない」ということ。

僕も新人の頃は、
「周りに比べて全然できてない」
「メモしても活かせないし、応用も効かない」
「申し送りも怖いし、いつも自信がない」
そんな気持ちでいっぱいでした。

だからこそ、
今のあなたの気持ちは痛いほど分かります。


もしあなたが今、

「看護って、どうしても難しい」
「自分に向いてない気がして、不安だ」

そう思っているのなら──
このコラムを最後まで読んでみてください。
きっと、見えてくる景色が変わります。


🩺 “がんばれば報われる”とは限らない

真面目にやってるのに、
できるようになっている実感がない。
がんばっているのに、むしろ空回りしてる気がする。

それもそのはずです。

なぜなら、看護の現場には「明確な正解」がないから。

  • 指導者によって言うことが違う

  • 判断を委ねられる場面が多い

  • “やるべきこと”が多すぎて、
    自分の成長どころじゃない

そんな中で、
成長してください」
「自立してください」
なんて言われても、
心が折れそうになるのは当たり前です。


🧠 「できない」の正体は、
あなたの能力じゃない

成長できないように感じる理由。
それは、
育ちにくい“構造”の中にいるからなんです。

これまでの学校教育では、
“正解”を当てる力が評価されてきました。
でも、看護の現場は違います。

ここでは、「何が正しいか」ではなく、
**「どう考えて、どう動くか」**が求められる。

つまり──
“考える力”がなければ、迷うのは当然なんです。


🌱 「育てられる人」から
「育てられる自分」へ

新人看護師さんが一定のラインを越えていくには、
どこかのタイミングで、こう切り替わる必要があります。

「どうしたらいいですか?」から
「こう考えたんですけど、どう思いますか?」へ。

できなくていい。間違えてもいい。
でも、
自分の中で**“考えた理由”**が言葉にできると、
そこから確実に成長が始まります。


看護は、
人に教わることだけでは身につきません。

「私なりにこう考えた」
その一言を持てるだけで、
学びが“自分ごと”に変わり、
日々の業務がただの作業ではなく、
「自分を育てる練習」になります。


💡「考える」だけで、人は変われる

このコラムでは、
「自分で考えられる新人看護師さんになるにはどうすればいいか」
をテーマに、毎回お伝えしていきます。

もしあなたが今、
何をどう頑張っても空回りしている気がしていたら──
それは「自分がダメだから」ではなくて、
“考える軸”がなかっただけ

読み進めていく中で、
その軸が少しずつ育っていくのを感じてもらえるはずです。


次回予告|第2話

「99%の新人看護師さんが“迷子”になる理由とは?」

一生懸命なのに、なぜか手応えがない。
「頑張ってるのに何が足りないのか分からない」──
そんな状態に陥る人がほとんどです。

でも、そこにはちゃんと理由がありました。

次回は、その「迷子の構造」と、
そこから抜け出すシンプルな鍵についてお話します。


📩 最後にお願いがあります。

このコラムを読んで、
印象に残ったことや「気づき」があれば、
LINEに一言でもいいので返信してみてください。

言葉にすることで、思考は定着します。
返信は誰かのためじゃなく、
「自分の看護を、自分の言葉で語れるようになるため」に。

このコラムを読むだけでも、
あなたの中に確かな“変化の芽”は育ち始めています。
焦らず、一緒に育てていきましょう。

では、また次回。

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