「向いてないのかも…」って、
本気で思ってた
看護師1年目の4月末。
僕は毎日のように
「辞めたい」と思ってました。
・報告が通じない。
・申し送りで詰まる。
・患者さんの訴えを拾えない。
そして何より、
“他の同期よりできてない感”
が強すぎて、
比べて落ち込む。
遅い時間まで残り、
記録を見てもらう毎日。
「もうちょっとだけ頑張ってみよう…」
と自分に言い聞かせてた日々でした。
「向いてない」と感じる新人が、最初にぶち当たる壁
辞めたいと思ってしまう
新人看護師の多くは、
以下のような
「5つの壁」に
悩まされています。
1|
報告・連絡・相談がうまくできない
「で、結局どうなの?」って言われる
報告したつもりが伝わってない
タイミングが分からず、
あとで怒られる
→
原因は“伝え方の型”を
知らないだけ。
でも、
そんな型なんて
学校では教えてくれなかった。
2|申し送りが怖くて、毎回緊張する
頭が真っ白になる
話している途中で
「あ、言い忘れた…」と焦る同期と比べて自分だけ
詰まってる気がする
→
情報整理の順番を知らないまま
“場数”だけ踏んでる状態。
3|業務の流れがつかめず、
ずっと時間に追われる
優先順位がわからない
一つ終わったと思ったら
次が重なってパニックケアの漏れ・報告忘れ・記録遅れが
連発する
→
タスクの「組み立て方」を
教えてもらっていないから。
4|質問ができない、先輩が怖い
- 聞きたいけど、
「そんなことも知らないの?」
って思われそうで聞けない 聞いたら
「それ自分で考えて」
と返されて撃沈
→
“聞き方”にコツがあるのに、
それを誰も教えてくれない。
5|努力してるのに評価されない
自分なりに調べてるし頑張ってるつもり
でも「よく見てるね!」とか
「ありがとう」なんて言われない頑張れば頑張るほど
「空回りしてる感」が強くなる
→
「先輩に評価されやすい動き方」を
知らないから。
僕も、完全に迷子だった
看護師1年目の春、
1ヶ月で30件インシデントを書いた
超ポンコツでした。
点滴つなぎ忘れ
転倒リスクの放置
報告ミス
ケアの漏れ…
それでも、
辞めずにいられたのは──
「あ、やり方を知らなかっただけかもしれない」
って気づけたから。
【今だから思う】
向いてないんじゃない、
知らなかっただけ。
新人って、
“全部初めて”だから、
「できない=自分の能力不足」
って思っちゃう。
でも、実際は違う。
報告には「型」がある
申し送りにも「構成」がある
ケアの優先順位にも
「ルール」がある業務の組み立て方にも
「考え方」がある
それを最初から
知ってる人なんていない。
じゃあ、
どうやって学べばよかったのか?
僕が今、
後輩を育てる立場になって心から思うのは、
新人には
“体系だった学び方”が必要だということ。
見て覚える
やって覚える
怒られて覚える
この3パターンだけだと、
「自分で考えて」
って言われて終わる現場で、
成長はかなり厳しい。
本当は、
こう教えてくれたら良かった
報告は
「結論→理由→観察」の順で
伝えると通じるよ申し送りは
「全体→異常→ケア→今後」
で話すと整理されるよケアの優先順位は
「命→安全→時間効率」で
考えていくんだよ
このくらい具体的に
言ってくれる先輩がいたら、
僕も泣いて喜んでた。
そして今、
「昔の僕みたいな新人」に
教える立場になった
僕は2021年から、
オンラインで
新人看護師の育成をサポートする活動
を始めました。
名前は
「オンラインプリセプター」。
1人ひとりの状況に合わせて、
報連相・申し送り・業務の組み立て方・行動の優先順位…
“現場で評価される動き方”を
教える仕事です。
もし、もっと具体的な方法を知りたいなら…
このページではあまり詳しく書きすぎませんが、
「現場で本当に使える考え方・動き方」をまとめたページが別にあります。
👇こちらです(無料で読めます)
【新人看護師の“つまずき”を解決する指導とは?】
最後に|辞めたいって思った時が、本当のスタートだったりする
僕が「辞めたい」って思ってたあの日。
あれは逃げたい気持ちじゃなくて、
「なんとかしたいのに、うまくいかない」
っていう真剣なSOSだった。
だからあなたも、
その気持ちを否定せず、
受け止めてほしい。
そして、
「変われる道がある」
ことだけは忘れないで。
必要なら、
いつでも相談のれる。
それが、
あの頃の僕を救いたいと思って始めた
この仕事の原点だから。