【看護の仕事が辛い】看護師になる人に多いアダルトチルドレンとその解決策

新人看護師勝ち逃げノウハウ集

うも!

元・1ヶ月で30回のインシデントを書いた
看護師のかずです!

かず

ーかずの自己紹介ー

・看護師歴10年目
・元超絶不器用ナース
・1ヶ月で30個のインシデント
・オンラインプリセプター3年目

 

僕は毎日、
オンラインプリセプターとして、
全国の新人看護師の相談に乗っています。

 

この仕事をしていると、
常に看護師たちが抱える
悩み苦しみについて考えさせられます。

 

看護師って、
どうしてこんなにも
生きづらさを抱えてしまうのか?

どうして自尊心が
低くなってしまうのか?

自己犠牲を強いられていると
感じるのはなぜなんだろう?

と、日々感じています。

僕が多くの看護師と話してきた中で、
皆が抱える生きづらさや無理を
しているような姿を多く見てきました。

そして、
その原因について考え続けた結果、
ある仮説にたどり着きました。

それは、

「看護師には
 アダルトチルドレンの傾向が強い人が
 多いのではないか?」

ということです。

僕自身もその傾向があったので、
周りと話す中でそう感じることが多々ありました。

この記事を通じて、
少しでも同じような生きづらさを抱えている人が
楽になれるきっかけになればと思い、
このテーマについて書いてみます。

あくまでも僕の個人的な見解ですが、
少しでも参考になれば幸いです。

看護師の悩みや苦しみの原因とは?

まず、
アダルトチルドレンについて
簡単に説明します。

「アダルトチルドレン」というのは、
機能不全家庭で育ったことにより、
成人後もトラウマや生きづらさを
抱えている人々を指します。

簡単に言えば、
幼少期の経験が原因で、
大人になっても自分の価値観に
苦しんでいる人たちのことです。

僕が看護師にアダルトチルドレンが
多いと思った理由は、
自分自身がその傾向があったからです。

僕は幼少期、
母親が精神的に不安定で、
家庭内の不和もありました。

その影響で、
ありのままの自分を
受け入れてもらえないと感じ、

常に他人の期待に応えるために
生きてきました。

家族にさえ本音を見せられなかった僕が、
他人に心を開くことはできませんでした。

そのため、
自己評価が低く、
生きづらさを感じていました。

アダルトチルドレンの影響と看護師の選択

このような背景を持つ人々が、
看護師という職業を選ぶ理由の一つには、
自立し、人に必要とされる仕事を
求める傾向があると考えています。

アダルトチルドレンの多くは、
幼少期に親に気に入られることや、
人にどう思われるかを最優先にしてきたため、
自分の欲求を後回しにしてしまいます。

その結果、
人のために尽くすことが求められる
看護師という職業に引かれるのではないでしょうか。

アダルトチルドレンのタイプ

アダルトチルドレンには、
いくつかのタイプがあります。

代表的なものには
以下のようなタイプが存在します。

  • ヒーロータイプ(いい子ちゃん)
  • 問題児タイプ(注目を集めたい)
  • ロストチャイルド(存在感を消して迷惑をかけないようにする)
  • ピエロ(おちゃらけて場を和ませる)
  • ケアテイカー(他人の世話役を担う)

僕自身は
ピエロとケアテイカーのミックス型でした。

つらい時でも、
明るく振る舞う癖があり、

その結果、
自分の本当の気持ちを出せずに
さらに苦しむという悪循環に陥っていました。

看護業界に及ぼす影響

アダルトチルドレンの影響は、
看護師の業務にも大きな影響を与えます。

自己犠牲を強いるような働き方が多く、
他人に頼ることができず、
自分を責めがちになります。

また、他人に対しても
同じように厳しい目を向け、

「自分はこんなに頑張っているのに」

と不満を抱えがちです。

その結果、
職場での人間関係にひびが入り、
最終的にはバーンアウトうつ病
引き起こすこともあります。

解決策はあるのか?

アダルトチルドレンという状態は
病気ではありません。

過去の経験を整理し、
理解し、自分を受け入れることで、

今抱えている苦しさは
少しずつ和らいでいきます。

僕自身も、
数々の心理学や認知行動療法、
コーチングなどを通じて、

自分自身を少しずつ
受け入れることができるようになりました。

自分を知り、受け入れ、
本音を出す練習を続けることで、

少しずつですが、
生きやすくなるはずです。

自分自身を大切にし、
自分を受け入れることが、
苦しみから抜け出す第一歩だと思います。

まとめ

まとめると、
自分の過去の経験感情を理解し、
受け入れることが大切です。

看護師という職業の選択や日々の働き方に
影響を与えている背景に気づくことで、
少しでも自分を楽にしてあげることが
できるのではないでしょうか。