輸液ポンプのアラームが鳴った|確認順と相談材料

新人看護師勝ち逃げノウハウ集

ラームが鳴ったら、表示より先に患者さんを見ます。

呼びかけへの反応と訴え。

投与部位とルート周囲。

次に、画面のアラーム名と時刻です。

設定は指示と照合します。

ただし解除や再開を急ぎません。

分からない操作は止め、応援を呼ぶ。

アラーム音を前にすると、
消音が最優先に見えてしまいます。

音が止まるだけで安心し、
患者さんの腕を見るのが後になりやすいです。

輸液ポンプのアラームは、
原因を当てるクイズではありません。

患者・ルート・表示・設定・報告を、
順番にそろえる合図です。

機器が鳴らない異常もあるため、
画面だけで安全を決めません。

ピーピー音が鳴った最初の十秒

一番目は、患者さんの現在地です。

新しい痛み、腫れ、違和感。

反応や呼吸など普段との差。

二番目に、刺入部とルートを見ます。

接続、屈曲、圧迫など見える範囲。

三番目で画面表示を読みます。

アラーム名と発生時刻をそのまま残す。

四番目は、表示中の設定と指示。

自己流で数値を直しません。

五番目に、先輩へ相談します。

「患者さんに新しい訴えはありません」

「閉塞表示が二時十分に出ました」

「刺入部とルートを一緒に見てください」

この三文なら、材料が伝わります。

原因が分からなくても報告できます。

操作を試し続ける前に呼んでください。

アラーム時の五つの確認

  • 患者|反応、訴え、投与部位の普段との差
  • ルート|接続、屈曲、圧迫など見えた状態
  • 表示|アラーム名、発生時刻、繰り返し回数
  • 設定|現在表示と指示内容の照合結果
  • 相談|触った操作、未確認、来てほしいこと
患者さん

新しい訴え、反応、普段との違い

投与部位

痛み、腫れ、色など見えた事実

ルート

接続、屈曲、圧迫、クランプの見え方

ポンプ

表示名、時刻、設定、作動状況

アラーム名だけで完結せず、四つの場所を同時に確認する。

機器が拾う異常・拾わない異常を分ける

ポンプは、設定した条件で動く機器です。

患者さんの状態を判断する物ではありません。

血管外漏出など、機器のアラームで、
必ず分かるとは限りません。

だから音が鳴っていなくても、
痛みや腫れの訴えを優先します。

反対にアラームが鳴っても、
表示だけで原因を断定しません。

患者さん、投与部位、
ルート、機器表示を同じ時刻で見ます。

「閉塞だから漏れではない」と、
一つの表示で除外しないこと。

機種によって表示や操作も違います。

院内採用機器の手順書へ戻ります。

分からないキーを試さない。

設定変更や再開の判断を、
新人一人で行わないでください。

アラーム音を止める前に、表示と患者さんの現在地を切り分けて確認する。

消音した時は、次の行動を声に出す

院内手順で消音する場面でも、
音が止まったことを解決にしません。

「患者さんを見ます」

「表示名を記録します」

「先輩を呼びます」

次の行動を言葉へ出します。

消音した時刻と行った操作も、
報告材料にしてください。

触る前の画面を、操作履歴として残す

最初に、鳴り始めた時刻。

次に、画面へ出た言葉。

患者さんの訴えと投与部位。

ルートで見えた状態。

現在表示と指示の照合。

最後は、自分が触った操作です。

操作を一つずつ試すと、
何で表示が変わったか分からなくなります。

触る前の状態を短く残します。

分からない場合は、そのまま伝える。

「消音以外は操作していません」

「一度解除後、再び鳴りました」

事実があれば相談できます。

機器の型式や管理番号など、
院内で必要な識別情報も確認します。

患者情報を私物端末へ残さず、
所定の記録方法を使ってください。

  1. 音へ気づく発生時刻と患者さんの現在地を見る
  2. ルートを見る投与部位からポンプまで見える範囲を追う
  3. 表示を読むアラーム名を言い換えず記録する
  4. 指示と照合設定を変えず現在表示との差を確認する
  5. 相談する触った操作と未確認箇所を先輩へ渡す
アラーム対応は、患者確認から操作履歴の共有まで一続き。

一度表示が消えても、原因が分からなければ共有する

体位変換などで表示が消えることがあります。

それでも何が変わったかを見ます。

ルートの位置が変わったのか。

患者さんの訴えは続くのか。

同じ表示が繰り返していないか。

消えた事実と経過を報告します。

解決したと自己判断しません。

閉塞・気泡・再発表示の分岐メモ

閉塞を示す表示が出た

まず患者さんと投与部位を見ます。

次に、ルートを端から追う。

屈曲や圧迫など見えた事実を残します。

設定や指示を変えず照合する。

閉塞原因を決めつけず、
表示、時刻、患者状態を報告します。

解除や再開は手順と指示へ戻ります。

気泡を示す表示が繰り返す

表示の言葉と繰り返した回数を残します。

患者さんの状態を先に確認する。

ルートの見える範囲を観察します。

自己流で機器やラインを操作せず、

使用中の機種と現在の設定を伝える。

先輩と手順書を見ながら進めます。

表示が消えた後に再び鳴る

最初と二回目の時刻を並べます。

間に行った操作を一つずつ書く。

患者さんの体位や訴えの変化。

ルートで変わった場所。

再発した事実を早めに共有します。

操作を追加して様子を見続けません。

表示名・発生時刻・患者状態・操作履歴をカード一枚の順番で渡す。

音を消して終わる失敗を防ぐ

一つ目は、音を止めて退出すること。

患者さんと原因の確認が残ります。

二つ目は、設定を入れ直すこと。

指示との差が消える可能性があります。

三つ目は、表示だけで原因を決めること。

機器が拾わない変化もあります。

四つ目は、何度も操作してから報告すること。

操作前の状態が分からなくなります。

アラーム音に急かされると、
画面へ指が伸びやすくなります。

だから手を動かす前に、
患者さんの名前と表示を声にします。

一拍置くと、順番へ戻れます。

分からない操作を止めることも、

安全な対応の一部です。

  • アラーム発生時刻、表示名、繰り返した回数
  • 患者さんの反応、訴え、投与部位の変化
  • 接続、屈曲、圧迫などルートで見えた状態
  • 現在の設定表示と指示を照合した結果
  • 実施した操作、報告先、受けた指示、再発時刻
先輩へ渡すメモは、機器と患者の情報を同じ時刻で残す。

採用機器ごとに『戻る場所』を持つ

機種が変わると、表示も操作も変わります。

写真で覚えた手順を当てはめません。

院内マニュアルの保管場所。

機器本体の型式確認。

夜間の連絡先。

代替機器の相談経路。

四つを勤務前に見ます。

勤務後は、止まった場面を一つ復習する。

閉塞表示の読み方だったのか。

ルート確認の順番だったのか。

報告で操作履歴が抜けたのか。

次回は、その一か所だけ先に準備します。

機器を一人で扱えたことより、
患者さんを先に見られたこと。

分からない操作を止められたこと。

早く応援を呼べたことを残します。

報告後は、誰が機器を見るかを復唱する

先輩が来た後も、役割を曖昧にしません。

自分は患者さんのそばに残るのか。

機器情報を記録するのか。

別の輸液を確認するのか。

指示された行動を言い返します。

その後の表示と患者状態も、

同じ記録へ続けてください。

ルートは、患者さん側から順に追う

ポンプ側から見ると、
刺入部の変化が最後になります。

まず投与部位と接続部。

次に、身体で圧迫される場所。

ベッド柵や衣類との位置。

最後にポンプまで追います。

見えない部分を無理に動かさず、
確認できた範囲を報告する。

体位を変える必要がある時も、
患者さんへ声をかけ、
先輩と役割を合わせます。

指示との差は、変更せず読み上げる

現在表示が指示と違う時ほど、
慌てて入力し直しません。

指示の内容と確認時刻。

画面に出ている数値。

自分が最後に見た時刻。

誰が操作したか分かる範囲。

差をそのまま報告します。

原因を推測して埋めない。

設定変更の履歴は、
院内の記録から確認してください。

交代時は、正常作動だけでなくアラーム歴を渡す

今は鳴っていなくても、
勤務中に繰り返した表示は伝えます。

何時に、何の表示が出たか。

患者さんの訴えはあったか。

どの操作を行ったか。

先輩と何を確認したか。

その後に再発したか。

現在の設定と投与部位も添えます。

「今は問題なし」で、
途中の経過を消さないでください。

機器が怖い時は、操作より報告を先に練習する

全アラームの解除方法を、
一晩で覚える必要はありません。

  • 患者さんの状態
  • 表示名と発生時刻
  • ルートで見えた事実
  • 現在の設定と触った操作

四つを声に出す練習をします。

操作は機種別手順へ戻れる。

報告の入口があれば、
分からない場面で止まれます。

夜勤で同じポンプが続けて鳴った時

一台ずつ患者さんを先に見ます。

音の大きさや鳴った順だけで、

対応順を決めないでください。

各患者の訴えと投与内容。

アラーム名と発生時刻。

外せない投与の予定。

三つをリーダーへ渡します。

誰がどの部屋へ行くかを決め、

操作を一人で抱えません。

一台目の対応中に再発したら、

新しい時刻として共有します。

複数台の履歴を混ぜず、

機器ごとに記録してください。

応援後の役割も復唱します。

優先順位が変わった場合は、
残した業務と次の締切を共有する。

アラーム対応だけで、
ほかの患者確認を消さないでください。

リーダーが全体を組み直せるよう、
現在地を短く伝えます。

対応後には休止した業務へ戻り、
未完了をもう一度数えます。

記録が残る場合は、
誰が入力するかを決めます。

次の観察時刻も合わせる。

音が止まった後まで対応です。

最後の患者状態も共有します。

アラーム音に負けず、患者から見る練習へ

表示名を覚えていても、音が鳴ると手が先に動きます。

患者・ルート・表示・設定・相談へ戻る症例を声に出せます。

操作ではなく確認順から固めましょう。

よくある質問

まず消音してよいですか?

消音操作も院内手順と機種で確認します。

音を止めることだけを目的にせず、

患者さん、投与部位、
表示を見て、次の行動へつなげてください。

閉塞表示なら漏れではないですか?

表示だけで除外できません。

ポンプが血管外漏出を、

必ず検知するわけではないため、
患者さんと投与部位を観察します。

設定を入れ直してもよいですか?

自己判断で設定を変更しません。

現在表示と指示を照合し、

触った操作をそのまま伝えて、
先輩と院内手順へ戻ります。

報告に機種名は必要ですか?

表示や操作が機種で違うため、
院内で必要な識別情報を確認します。

アラーム名、時刻、
設定、患者状態と一緒に伝えてください。

何を記録すればよいですか?

発生時刻、表示名、
患者状態、投与部位とルート、
設定の照合、行った操作、
報告、指示、その後の経過を残します。

関連記事

参考資料