報告が伝わらないのは、“頭が悪いから”じゃない
「ちゃんと報告したのに伝わってなかった」
「先輩に“で、結局どうなの?”って聞き返される」
そんな経験、ありませんか?
僕も新人の頃、「あれ、なんで通じなかったんだろう」って、何度も悩みました。
報告って、ただ“言えばいい”と思ってたんです。
でも違った。
報告は、“相手の脳に届く形”で話して、初めて意味がある。
この1年でそれに気づいてから、先輩の反応が変わりました。
この記事では、僕が実際にやらかしてきた**「伝わらない報告あるある(NG5選)」**と、
そこから学んだ“伝わる報告”のコツをまとめます。
NG①:「とりあえず全部言おうとして、話が散らかる」
🗣「熱も出てて、あとお通じも昨日は出てて、尿量も多めで…あ、バイタルも…」
📌 何が問題?
→ 結局「何を伝えたいのか」が見えない。情報の羅列は、報告じゃなくて実況中継。
📌 ✅こう直す:
「報告の結論→理由→詳細」の順にするだけで一気に変わる
例:
🗣「発熱と呼吸数の増加があり、肺炎の悪化が疑われます。バイタルは〜」
NG②:「“大丈夫です”しか言わない」
🗣「特に変わりないです」
🗣「問題ないと思います」
📌 何が問題?
→ “根拠がない大丈夫”は、大丈夫じゃない。判断の材料がない=信頼されない。
📌 ✅こう直す:
「なぜそう判断したのか」を一言加えるだけで印象が180度変わる
例:
🗣「SpO₂もRRも安定していて、痰の性状も昨日と変わりないので大丈夫です」
NG③:「観察不足のまま報告してしまう」
🗣「痰が多いです」→「どのくらい?」「どんな痰?」「いつから?」
📌 何が問題?
→ ざっくりした報告は、先輩の手間を増やすだけ。
📌 ✅こう直す:
数値・比較・変化を添えるだけで、“使える報告”に変わる
例:
🗣「1時間に2回吸引し、黄色〜緑でやや臭気あり。昨日より量が増えています」
NG④:「推測や主観で話してしまう」
🗣「たぶん疲れてるんだと思います」
🗣「なんか元気なさそうで…」
📌 何が問題?
→ 推測は報告じゃなく“感想”。先輩は判断材料が欲しい。
📌 ✅こう直す:
観察→事実→印象、の順で話す
例:
🗣「表情が乏しく、問いかけに対する反応が遅く、食事摂取量が3割に減っていたため、倦怠感が強い印象です」
NG⑤:「“何をしてほしいか”がない」
「こういう状態なんですけど…どうしたらいいですかね?」
📌 何が問題?
→ 丸投げされると、先輩は“成長してないな”と感じやすい。
📌 ✅こう直す:
「自分なりの考え+確認」で報告すればOK
例:
🗣「経口摂取が5割以下で脱水傾向があると考えたので、補液継続の確認をお願いできますか?」
報告は、信頼とチャンスをつかむ“武器”になる
「言い方ひとつで、ここまで変わるんだ」って、僕は新人の半年目にやっと実感しました。
それまでは、報告は“怒られる前にするもの”だったけど、
今では“仕事を任せてもらうための入り口”になっています。
報告って、“看護の言語化トレーニング”でもある。
だからこそ、最初に丁寧に学んでおくと、一気に周囲との関係も変わる。
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