点滴漏れかも?|腫れ・痛みを見つけた新人の報告メモ

新人看護師勝ち逃げノウハウ集

滴部位の腫れや痛みに気づいたら、漏れと断定しません。

まず患者さんの訴えを聞きます。

腫れの場所と広がり。

皮膚の色や温度の見え方。

痛み、違和感、しびれの言葉。

気づいた時刻を一緒に残します。

アラームが鳴っていなくても、

患者さんの変化を優先します。

腫れが小さく見えると、

次の巡視まで待ちたくなります。

でも大きさだけでは急ぎ方を決められません。

使用中の薬液や速度も確認し、
早く先輩へ現状を伝えます。

抜去や処置を自己判断せず、
院内手順と指示へつなぐこと。

点滴漏れの看護報告は、
範囲・症状・薬液・時刻から作れます。

腫れが小さくても、痛みを先に聞く

最初に、本人の訴えを置きます。

「刺入部周囲が痛いとの訴えです」

次に、見つけた時刻。

腫れの位置と見える範囲。

皮膚の色、温度、硬さの見え方。

使用中の薬液と現在の投与状況。

ここまでを報告します。

アラームの有無も事実として添える。

ただし鳴っていないから、
血管外漏出ではないと決めません。

ポンプは漏出を必ず検知しません。

腫れが小さくても痛みが強い。

痛みがなくても範囲が広がる。

所見の組み合わせをそのまま渡します。

原因や重症度を新人が判定せず、
すぐ一緒に見てほしいと依頼します。

報告へ入れる五点

  • 時刻|最後に見た時と変化を見つけた時
  • 部位|刺入部と腫れ・色の見える範囲
  • 訴え|痛み、違和感、しびれなど本人の言葉
  • 薬液|名称、投与状況、指示で確認できた情報
  • 経過|アラーム、報告、指示、その後の変化
機器の表示だけで判断せず、患者さんの訴えと投与部位へ観察を戻す。

部位観察メモを六項目で作る

  • 一つ目は、腫れの位置
  • 二つ目は、見える広がり
  • 三つ目は、皮膚の色
  • 四つ目は、触れて分かる温度や硬さ
  • 五つ目は、本人の痛みや違和感
  • 六つ目は、前回との変化です

「少し腫れている」だけでなく、
どこからどこまで見えるかを書く。

本人の表現を言い換えません。

触れる観察も院内手順に沿い、
強く押して確かめないでください。

ラインや機器へ操作を加える前に、
現在の状態を先輩と共有します。

写真記録を使う施設でも、
所定の方法と同意の扱いを確認する。

私物端末では撮影しません。

見える範囲

刺入部、腫れ、皮膚色、左右差

触れて分かること

温度や硬さなど手順内で確認した事実

本人の言葉

痛み、違和感、しびれ、動かしづらさ

投与情報

薬液、速度、開始時刻、アラームの有無

部位の変化・本人の言葉・投与情報を分けると、報告の入口が見える。

前回観察との間を、時刻でつなぐ

最後に腫れがなかった時刻。

患者さんが痛みを感じた時刻。

自分が見つけた時刻。

三つが同じとは限りません。

分かる範囲を分けて記録します。

見ていない時間を推測で埋めない。

本人の言葉と観察時刻を区別します。

処置前の状態を崩さず、先輩へ見せる

気づいたら、患者さんのそばに残ります。

次に、早く応援を呼びます。

患者さんの訴えと部位を確認する。

使用中の薬液と指示を調べる。

アラーム表示と投与状況を残す。

先輩へ、何を見てほしいか伝えます。

抜去、フラッシュ、
冷温など、処置を自分だけで選びません。

薬液によって対応が異なるため、
院内手順と指示へ戻ります。

手順を探す人と、患者さんのそばにいる人を分ける。

観察のために一人にしないこと。

指示を受けたら復唱し、
実施後の部位と訴えを比べます。

  1. 気づく訴え、部位、時刻をその場で押さえる
  2. 応援を呼ぶ原因を決めず一緒に見てほしいと頼む
  3. 投与情報を集める薬液、速度、開始時刻、表示を確認する
  4. 指示へつなぐ自己判断で処置せず役割を復唱する
  5. 経過を見る範囲と訴えを同じ項目で比べて記録する
発見時の状態を保ち、報告・指示・再観察までつなげる。

先輩が来るまでに、報告文を一つ作る

「〇時、右前腕の刺入部周囲に、腫れと痛みの訴えがあります」

「薬液は〇〇、現在の表示は〇〇です」

「一緒に確認をお願いします」

薬液名は記録から正確に読みます。

分からない所は不明と伝える。

一文で結論を作りすぎません。

小さい腫れ・無音・拡大で判断を止めない

腫れは小さいが痛みが強い

腫れの大きさだけで待ちません。

本人の痛みをそのまま聞きます。

色、温度、硬さなど見えた事実。

使用中の薬液と気づいた時刻。

早い段階で先輩へ報告します。

痛みの原因を断定しません。

ポンプのアラームは鳴っていない

鳴っていない事実は伝えます。

同時に、部位と訴えを優先する。

機器が漏出を必ず拾わないことを、
判断の前提にしてください。

表示だけで問題なしとせず、
患者さんの変化を共有します。

報告後も腫れが広がる

最初に見た範囲と比べます。

広がりへ気づいた時刻を記録する。

痛みや皮膚の見え方も戻って見る。

対応済みだからと待たず、

新しい変化として再び報告します。

次の観察時刻も合わせてください。

  • 最後に部位を見た時刻、訴え開始、発見時刻
  • 腫れ、色、温度、硬さなど観察した範囲
  • 痛み、違和感、しびれなど本人の言葉
  • 薬液、投与状況、アラーム、機器表示
  • 報告、指示、実施後の変化、次の観察時刻
漏出を疑う時の保存メモは、発見時と経過を同じ項目で比べる。

写真に頼らず、範囲を言葉で残す

最初に、発見した時刻。

本人が話した訴え。

部位と見えた範囲。

皮膚の色、温度、硬さ。

使用中の薬液と投与状況。

アラームの有無。

報告先、受けた指示、実施内容。

その後の範囲と訴え。

時間の順に記載します。

「点滴漏れあり」とだけ書くと、

判断の根拠が残りません。

観察した事実と考えを分ける。

未確認の薬液情報などは、
確認後に正しい欄へ足します。

写真だけで記録を完了せず、
通常本文へ所見を言葉で残します。

腫れの範囲・本人の言葉・薬液・時刻を分け、処置判断を相談する。

元の部位を次勤務へ引き継ぐ

点滴部位だけを見ても、
報告に必要な背景が足りません。

その人に何が投与されているか。

開始時刻と予定はどうか。

前回観察はいつだったか。

部位と投与情報を同じ紙で見ます。

勤務前に、院内の漏出手順と、
連絡先の場所を確認する。

薬液別の対応を暗記せず、
どこへ戻るかを覚えます。

勤務後は、最初の報告文を練習する。

部位、訴え、薬液、時刻。

四つが言えれば、途中でも相談できます。

対応後も、患者さんの言葉を聞き直す

処置が終わると、機器や記録へ目が向きます。

もう一度、痛みや違和感を聞く。

発見直後の項目へ戻って比べます。

新しい訴えがあれば、

対応後の変化として報告してください。

腫れの範囲は、同じ基準で比べる

発見時と再観察で表現を変えると、
広がったか分かりにくくなります。

刺入部から見た方向。

左右差や関節との位置関係。

施設で定めた測り方。

同じ基準を使ってください。

自己流の印を皮膚へ付けず、
必要な方法を先輩へ確認する。

観察時刻も必ず添えます。

写真がある場合も、

言葉の記録を続けてください。

痛みは、強さだけでなく変わる動作を聞く

じっとしていても痛むのか。

腕を動かすと変わるのか。

触れずにいても違和感があるか。

本人が話せる範囲で聞きます。

質問で症状を誘導しません。

「しびれますよね」と決めつけず、

「ほかに気になる感じはありますか」

広い一問から始めます。

本人の表現を報告へ残します。

薬液情報は、ラベルだけでなく指示へ戻る

バッグの表示を見ただけで終えず、
現在の指示と照合します。

薬液名、濃度、投与速度。

開始時刻と交換時刻。

混注の有無など確認できる範囲。

記録から正確に拾います。

分からない情報は推測しない。

調べている間も、患者さんのそばに残る人を決めます。

情報収集で報告を遅らせません。

別の部位へ変更後も、元の部位を引き継ぐ

新しい点滴が始まると、
元の部位への注意が薄れます。

発見時の範囲と訴え。

対応後にどう変わったか。

次に観察する時刻。

誰が見る予定か。

申し送りへ明確に残します。

新しい部位の確認とは、
別の観察として管理します。

元の部位を完了扱いにしません。

勤務後は、アラームへの思い込みを振り返る

音が鳴らなかったため待った。

閉塞表示だから漏れではないと思った。

腫れが小さいため急がなかった。

自分が止まった考えを一つ出します。

次回の行動へ言い換える。

「訴えがあれば部位を先に見る」

「アラームの有無を判断に使わない」

短い約束にしてください。

知識の不足だけでなく、
行動を遅らせた前提を直します。

患者さんへは、確認中であることを伝える

不安そうな患者さんへ、
原因を決めて説明しません。

「点滴の部位を確認しています」

「先輩と一緒に見ます」

現在行っていることを伝えます。

痛みや違和感が変わったら、
すぐ教えてほしいと頼みます。

質問へ答えられない時は、
確認後に戻ることを約束する。

患者さんを置いたまま、
機器だけ見続けないでください。

声かけの内容も経過へ残せます。

先輩が説明へ入った場合は、
患者さんが何を理解したか。

新しい質問が出たか。

自分が聞き取れた範囲を渡します。

部位への不安が続くなら、
次の観察者にも申し送る。

本人の安心した表情だけで、
経過観察を終えないでください。

訴えが変わった時刻を残します。

帰室後や交代後にも、
同じ部位を誰が見るか決める。

予定時刻を記録へ置きます。

新しい痛みが出たら、
前の対応と分けて再報告する。

経過が切れない形にしてください。

部位だけでなく、本人の不安も聞く。

返せない質問は先輩へつなぎます。

点滴漏れを断定せず、報告材料へ変える

腫れが小さい、アラームがない場面ほど判断が止まります。

範囲・訴え・薬液・時刻へ分ければ、処置前に相談できます。

一症例から報告文を練習しましょう。

よくある質問

腫れが小さければ様子見でよいですか?

大きさだけで決めません。

痛みや違和感、皮膚の変化、

使用中の薬液と時刻をそろえ、
早い段階で先輩へ相談します。

アラームが鳴らないこともありますか?

ポンプが漏出を必ず検知するわけではありません。

表示の有無だけで判断せず、

患者さんの訴えと投与部位を、
同じ時刻で確認してください。

抜針してから報告しますか?

自己判断で処置を先に進めません。

現在の部位、訴え、薬液、時刻を、

すぐに先輩へ共有し、
院内手順と指示に沿います。

写真を撮れば十分ですか?

写真の扱いは施設の方法に従います。

私物端末は使わず、

範囲、皮膚、訴え、
時刻を、通常の記録にも言葉で残します。

申し送りは何を伝えますか?

発見時刻、部位と範囲、
本人の訴え、薬液と投与状況、報告と指示、

対応後の変化、次の観察を、
時系列で渡してください。

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参考資料