どうも!
脳卒中で嚥下障害のある患者や、
鎮静をかけられて挿管管理となった方、
その他の多くの理由で、
一時的によく入れられる、
胃管(NG)チューブ。
今回は、
胃管カテーテル(NGチューブ)が
入っている患者に対して使える、
本人に聞かなくてもできる、
嘔吐予防方法についてお伝えします!
・言葉が話せない
・意思疎通ができない
・意識レベルが悪い
こんな人でも、
胃管カテーテルさえ入っていれば、
確実に嘔吐を予防できる、
そんな方法があります。
例えば、
胃管カテーテルが入っていて
いつものように栄養を流すとします。
すると・・・?
『珍しく嘔吐してしまった!!』
こんな経験はありませんか?
こうなると、
バイタルを測って、
体制を直して、
誤嚥予防で吸引もして、
服もシーツも変えなければならない。
それはそれは、
本人にとっても、
看護師にとっても
負担の大きな事態になります。
ただ、
やはり胃管カテーテルの入っている方は
うまくお話ができない人が多いのも事実。
『気持ち悪くないですか?』
と聞いて
返事ができる人なら問題ないですが、
そうではない人が多いのも事実ですよね。
そんな時に、
栄養投与前に、
嘔吐してしまうかどうかを判断できたら?
とても有益ですよね。
ズバリその方法をお伝えします。
それは・・・
『前吸引を行う』です!!
これは、
経管栄養注入前に、
嘔吐物が引けないかを
確認するための吸引です!
なかなか言葉では伝えられなくても、
嘔吐のリスクを客観的に把握する方法が
あるのを知ってもらえたらと思います!
栄養を入れる前ではなくても、
『なんか顔色悪いかな?』
そう思った時などに実践すると、
意外と内容物が引けて、
余計な嘔吐を予防することができます。
みなさんも
患者さんの不用意な嘔吐や、
それに伴う誤嚥性肺炎を防ぐためにも、
ぜひ様子の違う患者さんたちには
この方法で苦痛緩和をしてあげられると
良いですね!
読んでいただきありがとうございました!
他に気になることや質問があれば、
LINE、TwitterのDMから教えてくださいね!
それではまた!!
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