どうも!
今日は、
『入院したての患者を転ばさない方法』
についてお話しします!
急性期病院で勤務するあなたは、
毎日毎日、
たくさんの知らない患者さんの入院を
とっていますよね。
『こんな夜遅くだけど、
入院きちゃった』
『○○さん起こしてきて!
入院取らなきゃいかんくなった』
『患者は既往に認知症あり、独歩可能』
ありがちなやりとりだと思います笑。
さてさて、
ここで気になることがあります。
それは、
『この人、
ナースコール押せそうなのか?』
ということ。
このアセスメントが、
非常ーーーーに大事です。
なぜなら、
- 転倒
- 自己抜去
- 脱走
など、
インシデントに直結する行動が
非常に発生しやすいためです。
入院初日は一番せん妄が出やすく、
クリアな方でも認知機能が低下してしまう、
だからこそ、
その方の認知機能のアセスメントが
とっても大切なんです。
でも、
入院時にどれだけレベルを観察しても、
いざ夜中になったら、
急に支離滅裂な行動や言動に
なってしまう患者も少なくありません。
こんな時に、
どうしたらより確実に
転倒や自己抜去などを
防ぐことができるか?
その方法はズバリ、
『サマリーを読む』
です!!
忘れがちかもしれませんが、
サマリーというものには、
今までの
たくさんのその方の情報や習慣が
書かれています。
飲んでいる薬剤に
リスペリドンと書いてあれば、
『あぁ、元々不穏持ちなんだな』
と分析することもできます。
引用:東和薬品
また
前回の入院歴があれば、
入院前(自宅外の場合)に
安全帯を使っていたという情報が
隠れていることもあります。
ぱっと見は普通のクリアな方に見える、
でも認知機能は低下している、
そんな患者さんも少なくありません。
そんな時、
過去にどんなイベントがあったのか、
そして、
入院前はどのくらいの認知機能が
ベースにあるのか、
このような情報を
サマリーから読み取れば、
安全帯を予防的に使用開始し、
事前に転倒を防ぐことが可能になります。
もしサマリーがなければ、
同行してきた家族や施設のスタッフへ、
その人の普段の夜の様子を聞くだけでも、
入院後に安全帯を使っておいた方が
いいのかどうかをアセスメントする上で、
非常に有力な情報になります!
みなさんも、
ぜひ入院受けをするときの
認知機能評価の方法として、
試していみてくださいね!^ – ^
読んでいただきありがとうございました!
他に気になることや質問があれば、
LINE、TwitterのDMから教えてくださいね!
それではまた!!
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